【武蔵野市・三鷹市・多摩地区】弁護士が教える|相続の遺産分割協議がまとまらないときの解決方法
- ニュース
- 三鷹市
- 武蔵野市
- 相続
遺産分割協議は、相続人全員が合意しなければ成立しません。
しかし現実には、「誰がどの財産を相続するか」で意見が対立し、話し合いが進まない」というケースが少なくありません。
この記事では、武蔵野市・三鷹市・多摩地区で相続案件を取り扱う弁護士が、遺産分割協議がまとまらないときの解決方法を解説します。
❶|遺産分割協議がまとまらない典型的な原因
- 相続人同士の意見の対立
- 財産の範囲が不明確(不動産・預貯金・株式などの調査不足)
- 遺言書がない、または内容に不服がある
- 特別受益(生前贈与など)や寄与分(介護など)の評価を巡る争い
- 相続人の中に連絡が取れない人がいる
👉 「感情的な対立」と「法的な手続の不備」が絡み合うことが多いのが特徴です。
❷|協議がまとまらないときの解決方法
(1) 弁護士を通じた交渉
中立的な第三者である弁護士が介入することで、感情的な対立を整理し、法的根拠に基づいた冷静な話し合いが可能になります。
(2) 家庭裁判所の調停
協議で解決できない場合、家庭裁判所に「遺産分割調停」を申立てる方法があります。
- 裁判所の調停委員を交えて話し合う
- 公平性が確保される
- 調停成立時には「調停調書」が作成され、判決と同じ効力を持つ
(3) 審判による解決
調停でも合意できない場合は、裁判所が審判で分割方法を決定します。
- 各相続人の主張や証拠を踏まえて裁判官が判断
- 最終的な解決手段となる。
❸|協議を有利に進めるための準備
- 財産の内容を調査・一覧化(不動産登記簿、預金残高証明、株式など)
- 相続人全員の戸籍を収集し、相続人の範囲を確定
- 特別受益・寄与分を主張する場合は証拠(領収書・介護記録など)を用意
- 争点を整理し、主張を法的に裏付け
👉 こうした準備を怠ると、調停や審判で不利になる可能性があります。
❹|弁護士に相談するメリット
- 相続財産の調査・整理を代行
- 感情的な対立を法的な視点で調整
- 調停・審判の手続きを代理
- 将来的なトラブルを見据えた解決案を提案
まとめ|遺産分割協議が進まないときは
遺産分割協議がまとまらないと、家族関係に禍根を残したり、相続手続が進まなくなったりしてしまいます。
その場合は、家庭裁判所での調停・審判という法的手段を取る必要があります。
早い段階から弁護士に相談すれば、不要な争いを避け、円滑に解決できる可能性が高まります。
武蔵野市・三鷹市・多摩地区で遺産分割協議に悩んでいる方は、ぜひ当事務所までご相談ください。よりよい解決を目指し、弁護士がサポートいたします。
👉 武蔵野市・三鷹市・多摩地区での相続問題のご相談は[当事務所]へ| 初回相談無料
【初回相談60分無料】今すぐご相談ください
東京都武蔵野市境1丁目15番15号フジサンビル402(JR武蔵境駅 徒歩1分)
TEL. 0422-56-8467(受付時間:平日9:30~17:30)
武蔵境法律事務所 代表弁護士 飯田 正伸(東京弁護士会所属)
コチラをクリック ☛ アクセス・お問い合わせ | 武蔵境法律事務所